ぜんまい及び定荷重ばね
发布者:鸿圣金属 发布时间:2014/03/24 公司网站:http://www.powerspring.cn
ぜんまいは,トルク即ち回転する力を蓄えるばねで,接触型渦巻きばね・動力ばねとも呼ばれ,鋼帯を巻いて製造されます.一次巻を行い,低温焼鈍の後逆方向に二次巻する場合と,ストレートな鋼帯をそのまま巻いて使う場合があります.一次巻を行う場合,ケース等から開放した自由状態での形状がS字状になることから,S型ぜんまいとも呼ばれます.ぜんまいを使用する場合には,ケースにより外径が規制され,内端はシャフトに固定されます.外力としてトルクが加わると,ぜんまいは巻き上がっていき,そのエネルギーを蓄えることになります.外力がなくなると,ぜんまいは元に戻ろうとします.同じサイズの場合,一次巻を行うと25%~40%余分にエネルギーを蓄えることができます.逆に同じエネルギーを蓄えるために,一次巻をしない場合に比較して板厚を下げることができ,使用する回転数を増やす,もしくは全長を短くして同じトルクと回転数を得るために軽量化即ち低コスト化ができます.
定荷重ばね(コンスタント)は,一般的にばね用ステンレス鋼帯を巻いて製造されます.
外力にて直線方向に引き出されると,定荷重ばねは巻かれた外側から直線に引き出されていき,そのエネルギーを蓄えます.外力がなくなると元の位置まで戻ってきます.ワイヤへスプリングと比較すると,ストローク中はほぼ一定の力を発生し,また小さなスペースに収納することができます.ストロークに理論上制限はありません.